島の茶寮に、ひと組だけ。
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かんなから

島の茶寮に、ひと組だけ。

土庄港から、車で十分ほど。渕崎の家並みを抜けると、竹垣のむこうに、桜の枝。

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この家は、長いあいだ茶寮でした。暖簾をくぐって、席について、一服して帰る店だったそうです。

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いまも、暖簾はかかります。ただし、一日にひと組だけ。円窓の席も、庭も、湯も、その組のもの。

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鉄瓶を火にかけて、湯が沸くまで、椿を見ている。島の茶寮に、今日はひと組だけ。

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この茶寮のこと

小豆島の北、土庄町渕崎。寒霞渓へのぼる道の途中に、数寄屋の軒をもつ旧い茶寮があります。

鉄瓶も、緑の急須も、染付の湯呑も、前の主から受け継いだまま、棚にあります。手を入れたのは、水まわりと寝室だけ。

暖簾をかけるのは、一日にひと組のため。茶室と庭と、湯と布団を、今日の客のために用意しておきます。

受け継いだもの

鉄瓶も、緑の急須も、染付の湯呑も、前の主から受け継いだまま、棚にあります。

  1. 茶寮の頃から、この火にかかっていた鉄瓶。
    01茶寮の頃から、この火にかかっていた鉄瓶。
  2. 緑釉の急須。取っ手の籐だけ、あとから直しました。
    02緑釉の急須。取っ手の籐だけ、あとから直しました。
  3. 染付の脚つき湯呑。抹茶にも、島の日本酒にも。
    03染付の脚つき湯呑。抹茶にも、島の日本酒にも。
  4. 朝のコーヒーは、この碗で。
    04朝のコーヒーは、この碗で。
  5. 席での一服はこちら。茶菓子は日替わり。
    05席での一服はこちら。茶菓子は日替わり。
  6. 床の間の香炉。室礼は季節ごとに替えます。
    06床の間の香炉。室礼は季節ごとに替えます。
  7. 「かんなから」の看板。前の主の手によるもの。
    07「かんなから」の看板。前の主の手によるもの。
  8. 庭の筧。水音は、夜も止めません。
    08庭の筧。水音は、夜も止めません。

にじり
にじりNIJIRI躙口 — 茶室の小さな入口

火灯口をくぐった先の、二間続き。掛け軸と雪見障子。

まるまど
まるまどMARUMADO円窓 — 丸く切られた窓

木の天井が湾曲する寝室。ブラインド越しの朝の光。

水屋
水屋MIZUYA水屋 — 茶を支度する部屋

一枚板のテーブルに、砂紋の枯山水。ここで一服を。

今日のひと組になる

一日ひと組。ご予約は外部サイトから。

Address
香川県小豆郡土庄町渕崎2494-1
Access
土庄港から車で約10分/池田港から約10分
Time
チェックイン 16:00 チェックアウト 10:00
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